冷え性や便秘などにも影響する

 

冬に限らず夏でも冷え性によって苦しんでいる人が多くいます。 冷えの原因としては寒さを感知する部分が上手く働かない、脳からの体温調節の適切な指令が出ない、指令を実行する部位の問題などがあります。

 

姿勢が悪くなることによって体が歪み自律神経の働きが悪くなると、脳から適切な体温調節が出来なくなることもあります。 また姿勢が悪くなることによって脚部の筋肉が上手く使えないことによって、血液を末端から心臓に押し戻す働きが弱まることから血液の循環が悪くなり、冷え性になったりします。

 

便秘の原因は食生活など多くの原因がありますが、姿勢の悪さによる場合も見かけます。姿勢が悪くなることによって体が歪み自律神経の働きが悪くなると、腸に脳からの指令が届きにくくなり腸の働きが悪くなります。

 

悪い姿勢は呼吸にも悪影響を及ぼします。 姿勢が悪くなると肋骨が上手く動けなくなります。 肺は周りを肋骨に囲まれていますので、肋骨の動きが悪いと肺が十分に膨らむことが出来ず、深い呼吸が出来なくなります。

 

また姿勢が悪くなることによって自律神経の働きが悪くなることにより、横隔膜にも影響が出ることがあります。 横隔膜が正しく動くことが出来なければ、やはり深い呼吸は出来なくなるでしょう。